『兵隊やくざ 大脱走』を神保町シアターで観た 2020-11-12
12時 昼食をとりながら『新・座頭市Ⅰ』 第26話「鴉がカァーとないて市が来た」を観る。前回前々回と比べると一段落ちる。
16時 帰宅。スーパーカップチョコチップを食べて仮眠。
18時 ちゃんと起きられたので有楽町へ。
19時15分 『兵隊やくざ 大脱走』を神保町シアターで観る。これが文句無しに面白い! 冒頭で慰問の少女が引き揚げ列車に乗る取引として軍医に初ものを渡そうとするシーンは『赤線地帯』ラストの京マチ子の台詞を彷彿とさせる。
「捨てるもんはさっさと捨ててしまえ。カタギの女もな? つまらん男にただで捨てるのがたーんといてんねや」
ただで捨てるカタギの女が居れば商売で捨てる京マチ子のような女も居て、本作のように生きる為に捨てる女も居る。
少女を勝新がラストミニッツレスキューで助けたと思ったら土下座して
「俺おすみちゃんのこと好きになっちゃった。お願いします、一回だけ、一回だけ」
なんだから凄い、人間の肯定。笑っちゃうよ。未だに土下座は効果あるらしいけどそりゃあるよ。男なんて根っこはそんなもんなんだけど、大半は軍医のように取引だのとオテイサイを盾にする訳で、それを勝新はお願いしますと馬鹿正直に白状してしまう、この男の肯定ったらない。で結果初ものを頂戴しちゃうんだから。そして彼女は列車に乗って勝新も逃げようと誘われるが戦地に戻って__
中々面白かった。インテリゲンチャの映画オタクだって腹ん中じゃみんなヤりたくてしょうがないんだから。こういう文句無しに面白い快活な映画は久しぶりに観た、やっぱり俺は映画大好きなんだな〜しみじみ。
21時30分 帰宅。加湿器を炊いて夕飯。
22時『脳ベルSHOW』を観る。
23時『WBS』を観る。風呂に入ってさっさと寝なきゃ、明日は朝にヴェーラで一本見た後に国立映画で二本目立て。眠気覚ましにガムでも買うか、昼飯はどうすっかな。