『映像の発見=松本俊夫の時代』Ⅰ〜IVを観た 2020-11-21

 8時 起床。今日は長丁場なんで大変だ。

 9時30分 池袋コミュニティカレッジへ。

 10時30分 西武の別館とアクセスに戸惑ったがなんとか時間に間に合った。2、30人は来ているだろうと思い部屋に入ると僕を含めて二人! みんなアテネ・フランセストローブ=ユイレに夢中なんだろうか? それともヴェーラで柄本祐の舞台挨拶に?

 12時50分 Ⅰ終わり、昼休憩にはなまるうどんできつねの中にトッピング3つは多すぎた、これが原因でⅡの冒頭少し寝た。

 21時30分 Ⅰ〜IV終了。Ⅰの冒頭でインスタレーションの貝を自分で拾ってきたとほのぼの長ったらしく語る松本俊夫がまさかIVの最後でしっかりあの創作物を映画に、神話的に収めてしまう手腕に唖然。中村嘉葎雄が楽屋で競馬に夢中になるのと同じように松本はただ語るがいざ映画となると途端に仕上げてしまう、凄すぎる。遺作の『偽装』然り『修羅』然りピカイチの劇映画を撮れる才能を持ちながらもそちらに行かないのはゴダールと共通しているがその辺りの絶望も語られていたので満足。映画の沈黙期間について迷っていると病気になり撮れなくなったと自分のことながら理路整然と語る松本俊夫の怪物加減よ。

 22時30分 帰宅。中々疲れたが明日もあるので早く寝なければ、月曜日はヴェーラで朝から柄本明トークに火曜は原節子ニ本と忙しい。