入院日誌一日目 ネフローゼ発覚までの経緯について 2021/6/21

 とりあえず入院までの経緯をまとめておく。

 6/12日土曜日の朝に顔、特に目がかなり浮腫んでいた。1月にも同じようなことがあり、その時は眼科でアレルギー性結膜炎と診断され、ステロイドの点眼で治まった。

 んなもんでヴェーラの勅使河原宏をキャンセルして眼科へ。ついでに喉もかなり痛かったんで耳鼻科にも行った。

 12時頃に帰宅し、軽食を済ませて薬を服用すると強烈な眠気に襲われる。これはカロナールの影響と思われる。18時頃に目覚め、もう一度カロナールを服用。これがマズかった、次の日曜日は一日中気だるく横になって終わる。

 14日月曜日の朝、屁かとおもいスカすとうんこだった。バイト直前にパンツを洗う惨めな俺は勤務中も下痢が止まらない。1時間に一度は必ず下痢をこいていたと思う。同僚からは顔の浮腫みをかなり心配され、とりあえずアレルギーではないかと説明する。

 体重が三日で5kg増えた。

 16日水曜日、同僚からその腫れはアレルギー反応ではないかと言われ、そういえば11日の金曜の夜に食べた松屋の新メニューにキムチが入っていたことを思い出す。以前昼食のビーフンにキムチを入れていたのだが、食後に皮膚の痒みに襲われるのでやめたらなんともなくなったことを思い出し、成分を見て検討するとエビのアレルギー反応で浮腫んだのではないかと推測。とすればビーフンの塩海鮮味のソースをかけると痒くなるのにも合点が行く。絶対に検査をした方が良いと強く薦められたので帰宅後病院を探すも、当日中に血液検査を行える病院は見つからず。相談ダイヤルひまわりにて紹介された病院に明日の午前中に伺うことにした、アレルギー科のある個人病院だ。

 17日木曜日、血液検査をして強めのステロイドを処方される。抗ヒスタミン剤と合わさってる奴だったと思う。ヴェーラで『燃えつきた地図』を観るも薬の影響か中々集中出来なかった。

 19日土曜日、朝一で結果を聞きに行くと紹介状と共に総合病院を紹介される。この血液検査と合わせて8千円くらいここに落としたことに。なんだったんだ......しかしコロナの影響か紹介状なしでは初診お断りらしいので仕方ない。しんどい脚をなんとか動かし病院へ向かう。バスと電車。体重が一週間で10kg増えた。

 総合病院ではCTだとかエコーだとか一通りやって、結果はネフローゼ。尿のたんぱく質が健康だと150前後なのが7000越えで、血のたんぱく(アルブミン)が1.4。4くらいはないとダメらしい。21日の月曜日に入院が決まる。

 17日くらいから顔の浮腫みが段々と下に降りてきて、特に膀胱がとんでもなく膨れてしまっている。竿が水の膜に埋もれ剥いても剥いても出てこない。しかも中々痛い。小便の量もかなり少ない、というか体がタンパク質を放出しないように股間を縛り付けているのだろうか。

 帰宅後入院の報告、いろいろと面倒なやりとりをする。しかしメルカリの発送を終えたタイミングと自動車教習中にこれが来なくて本当に幸いだ。

 20日の日曜日、普通に食欲はあり便はかなり小刻みに出るものの、いかんせん小便の出が悪い。というかもうチンポの造形がキングスライム並に膨らんでしまい太ももに当たって歩きにくい。足が太くなって重い、寝るのが若干しんどくなる。

 21日 月曜日、読み切れない程本を詰め込んだ鞄を引き摺り病院へ向かう。

 軽い手続きを終えていよいよ病床へ、四人部屋とはいえどカーテンで仕切られているしほぼ個室じゃないか。中々快適である。

 小一時間してすぐ昼食、白米とお芋の煮っころがし、青椒肉絲とお吸い物が少々、焼きのり数枚。ここ一年昼食はほぼ鶏のささみとカット野菜で作る焼きビーフンかうどんしか食べていなかったので彩りがある食卓というのも良いもんだ。

 食後の便はやはりしんどいものの、何もしないで良いというのは気楽だ。三笑亭可楽と三代目の金馬に最近ハマっているので寝る前に聞くとするかな。レンタルWiFiも無事届いてパソコンも問題なく使えるしこりゃ小旅行だな。

 しかし病室に居るだけで気分が落ち込んでくるのは確かで、トイレに行く度に自分が入院するに値する健康状態であることを自覚せざるを得ないのは中々しんどいものがある。夕食を終えたら映画でも観るかな。