『座頭市喧嘩太鼓』『座頭市地獄旅』を観た 2020-11-14

 4時 就寝。

 13時 起床。志ん生の落語を聴きながらHSBGで目を覚ます、レート1万に乗せた。

 14時30分 録画中の『座頭市喧嘩太鼓』を追っかけ再生、橋を踏み外しお約束の子供に笑われたかと思えばその上を跨ぐ佐藤充は市のイカサマを見破る、クライマックスの決闘も長回しで魅せるのは流石三隅。キャメラを90度傾けて巨木をシネスコに収めるオープニング、雪、ド派手に落馬して痣だらけの市、暗闇に紛れた市を提灯でなく普通のライトで照らしてしまう謎。

 16時30分 神保町シアターへ出発。

 17時45分『座頭市地獄旅』上映。市のいざこざに巻き込まれ足を怪我した娘が破傷風にってそんなことある? 娘にありがとうと言われ感慨する市、勝新兵隊やくざ然り可愛らしい演技の方が板に付いているのは愛されて育ったんだろうな。成田三樹夫との緊張より娘との邂逅が楽しい、それはドラマ版に継承されているようにも思える。

 19時30分 三省堂を散歩。休日とコロナですぐ閉まってしまった、やること無くなっちゃった。古本街も閉まっているしで。

 21時 帰宅。『世にも奇妙な物語』を観ながら夕飯。なんだか眠い。

 22時『情報7Days』を観ながらだらだら。明日はなにもしない日として今夜は思いっきりネットサーフィンするか。

『女体』『風の餌食』『ヘルズ・ヒンジス』を観た 2020-11-13

 7時50分 起床。小一時間だらだら〜HSBGで目を覚ます。食パンをフルーツ牛乳で流しながら録画した『じっくり聞いタロウ』を。

 9時30分 シネマヴェーラ渋谷へ出発。

 10時30分 山手線で社会人の立ち話が面白い。会社の同僚ってのは敬語とタメ語の中間で話すらしいんだがこれがぎこちなくて面白い。ゴリゴリの丁寧語の後に〜ッスねで〆たり射程を探りながら言葉を放つのは恋だけじゃないんだね、社交も仕事も僕のバイトだってそう。最も僕は対して喋りませんが......。

 どっかの漫画だかで通勤ラッシュの山手線を一周すると儲け話が拾えるんでそれをどっかで降りて売り飛ばすってのがあったけどそれは本当だね。

 男女が〜の物件はどうしやの? あれは自分で買った、引っ越すんだけどピアノ運ぶのに二万もかかっちゃった、徒歩10分の距離をだよ? ○○さんピアノ弾けるの? いや家内が実家から持ってきた、捨てろとも言えないんで姉の家に持ってくんだけど、そういえばこの間の出張は? 一日だけだからなんにも、実家帰って映画観て終わり、実家に帰って映画? 子供と鬼滅、ああ〜なんて喋ってる。程よくみんな電車で喋ってて欲しい。

 11時『女体』上映。愛着障害浅丘ルリ子がひっちゃかめっちゃかのハマり役、現代だとサブカル着て精神薬漬けになってそう、いつの時代も居るこた居るんだ色気狂いは女も男も。出ってて! んで本当に出ていくと行かないで! と引き止めるのは増村らしくて楽しいけれど本作はちょっと暗いな拗れてるから、人間全肯定増村映画!

 13時 国立映画アーカイブへ向かう。

 13時30分 八重洲口のマックでビッグマックを急いで流し込む。隣のサラリーマンがzoomで説教してるんだけどこれがおかしいんだな、しかめっ面で営業が〜だの客に〜は説明するのが普通〜だの延々唸ってる。あの説教の〜するのが普通って言葉としておかしいよ、手前の押しつけを社会を盾にして言うんだからペテンだよ、昼食時の忙しいマックの店内でカメラつけて白髪のおじ様がバカ真面目に説教してんだもん、説得力ないよって。そんなセコい上司俺はヤダな〜。

 14時『風の餌食』上映。パリの下町喜劇でなければ風刺でもないルネ・クレールらしからぬ暗い映画。不時着した所を屋敷の女主人に助けられ、介抱される内に恋に落ちるも彼女にはトラウマがあって__という話。

 しかし寝た、場内もスヤスヤ大会といった様子。『ル・ミリオン』のようなスピード感がなければ喜劇もなしで、女主人との恋も後年の『巴里祭』のような瑞々しいものでなくドロっとしていて暗い。

 クライマックス、二人で屋敷を抜け出し追っ手とのカーチェイスになると助手席の彼女が立ち上がりそのまま落ちて死んでしまう。医師によれば彼女は冒頭で獄中の夫と別れ逃げ出した時点で精神がぶっ壊れていたというフロイト的な説教により男は狂って倒れる。

 一年経っても男は彼女を忘れることができない、バーで失意する彼は彼女に介抱された日々を灰皿に乗った二つの煙草から思い出したかと思えば彼の横に彼女が現れる。彼はその幻影に寄り添い__FIN。そこには『幽霊西へ行く』のような朗らかな描写はなく何処まで行っても暗い、なんだかなぁ。

 16時30分 丸ビルで休憩。横で社会人が延々と丁寧な口調で頷きながら説教していて怖すぎる。今後ネガティブゲームには絶対参加しないぞと誓う。

 17時 八重洲ブックセンターへ。

 19時『ヘルズ・ヒンジス』弁士奏者つき上映。荒れ果てた西部の町に二人のガンマンが居た。彼らは悪党仲間だったが街に牧師とその妹がやって来ると男は彼女に思いを馳せ、二人は対立する。

 主人公のウィリアム・S・ハートが馬に飛び乗り崖を下るシーンは圧巻。教会が燃やされた報いで酒場を燃やす主人公のぶっ飛び加減ったらない、村が丸々燃えるという。牧師の死体を馬に横たわらせる西部劇のお約束をこなし妹と共に祈りを捧げるとクローズアップでなんか良い話感を残して終わる__って村焼けとんねんぞ! ツッコミどころはあるが炎に赤の染色が重ねられたりで楽しめた。

活弁の片岡一郎は初見だったけれどもかなり真面目な人なんだな、坂本頼光の方が緩いので好み。

 21時30分 帰宅。なんだか今日は疲れた、自転車漕ぎながらかなりブルーになる。Twitterには無限に上が居るのであんまり精神によろしくない、どんだけ僕が無知か。夕飯をとりつつ『所さんのそこんトコロ』を。

 22時『脳ベルSHOW』視聴。なんかだるいのでさっさと寝るか。

『兵隊やくざ 大脱走』を神保町シアターで観た 2020-11-12

 12時 昼食をとりながら『新・座頭市Ⅰ』 第26話「鴉がカァーとないて市が来た」を観る。前回前々回と比べると一段落ちる。

 16時 帰宅。スーパーカップチョコチップを食べて仮眠。

 18時 ちゃんと起きられたので有楽町へ。

 19時15分 『兵隊やくざ大脱走』を神保町シアターで観る。これが文句無しに面白い! 冒頭で慰問の少女が引き揚げ列車に乗る取引として軍医に初ものを渡そうとするシーンは『赤線地帯』ラストの京マチ子の台詞を彷彿とさせる。

「捨てるもんはさっさと捨ててしまえ。カタギの女もな? つまらん男にただで捨てるのがたーんといてんねや」

 ただで捨てるカタギの女が居れば商売で捨てる京マチ子のような女も居て、本作のように生きる為に捨てる女も居る。

 少女を勝新がラストミニッツレスキューで助けたと思ったら土下座して

「俺おすみちゃんのこと好きになっちゃった。お願いします、一回だけ、一回だけ」

なんだから凄い、人間の肯定。笑っちゃうよ。未だに土下座は効果あるらしいけどそりゃあるよ。男なんて根っこはそんなもんなんだけど、大半は軍医のように取引だのとオテイサイを盾にする訳で、それを勝新はお願いしますと馬鹿正直に白状してしまう、この男の肯定ったらない。で結果初ものを頂戴しちゃうんだから。そして彼女は列車に乗って勝新も逃げようと誘われるが戦地に戻って__

 中々面白かった。インテリゲンチャの映画オタクだって腹ん中じゃみんなヤりたくてしょうがないんだから。こういう文句無しに面白い快活な映画は久しぶりに観た、やっぱり俺は映画大好きなんだな〜しみじみ。

 21時30分 帰宅。加湿器を炊いて夕飯。

 22時『脳ベルSHOW』を観る。

 23時『WBS』を観る。風呂に入ってさっさと寝なきゃ、明日は朝にヴェーラで一本見た後に国立映画で二本目立て。眠気覚ましにガムでも買うか、昼飯はどうすっかな。

『赤い小悪魔』『プラーグの大学生』を国立映画アーカイブで観た 2020-11-11

 7時30分 起床。NHKラジオ第二『フランス語入門編』を聴く。

 9時 なんとかリビングに降りる。録画した『あちこちオードリー』『霜バラ』『月曜から夜ふかし』を観る。

 11時 ビーフン食べながらヒロシと西村のキャンプを観る。

 12時 出発。図書館に寄ってから国立映画アーカイブへ。『人生は攻略できる』を返して『「読まなくてもいい本」の読書案内:知の最前線を5日間で探検する』を借りた。新潮新書とかこういう本は暇つぶしにもってこい。

 14時『赤い小悪魔』上映。なんだか訳分からない映画、がっつり寝た。芸術やカルト、詩のわからなさではなくてもう滅茶苦茶なわからなさ、一体何をみていたんだ僕は?

 16時30分 丸ビルに移動してベンチで休憩。中々歩くんだなこれが。

 18時10分 ブックセンター近辺に移動。

 18時30分 外のベンチに腰掛けてボーッとしていると薮から鼠がよって来た。立ち上がると踵を返して戻って行ったけれど、実際ベンチで夜中に寝ていたら鼠に齧られたりもするんだろうか。そう考えるとホームレスも楽じゃないなと感じる。

 19時『プラーグの大学生』(1926)上映。

ほのぼの大学生物語かと思ったらなんだかホラーに。スローテンポなんで序盤に一回寝てしまったのだけど、その間に怪しい爺さんと鏡の中の分身と金貨を交換する契約を結ぶシーンがあったらしい。

 経緯を知らないから決闘の相手を自分の分身が先回りして殺すシーンは謎でしか無かった、もったいない! 分身の男はただ新しく増えた恋敵の一人としか見ていなかった。。

アテネ・フランセと国立映画アーカイブは天井が歪んでいるからかかなり眠気を誘われると言い訳を挟みつつ反省。

かなり参考になったブログ:

 22時 帰宅からの入浴。風呂上がりにヒッチコックの『見知らぬ乗客』は『プラーグの大学生』から来てるのか! と勝手に繋げる。もう一人の自分が先に殺しちゃうか交換殺人を持ちかけられて先に殺されちゃうか......。

 22時30分『脳ベルSHOW』を観ながら夕飯

 23時『WBS』を観ながらだらだら。明日はバイトなんで早く寝る、帰宅してから仮眠して神保町シアターで『兵隊やくざ大脱走』をうまいこと起きられたら観る予定。

『D・W・グリフィス選集』『アルセナール』を国立映画アーカイブで観た 2020-11-10

 6時30分 起床。2時過ぎには眠れたので程よい寒さも相まって気持ちの良い朝。

 7時 寝具一式を洗濯機に入れて『おはスタ』を観ながら紅茶とトーストを食す。

 7時30分 NHKラジオ第二『まいにちフランス語入門編』を聴く。

 7時45分『やすし・きよしと過ごした日々』を読む。P157

ある組の親分が飼っていたブルドックが本家の親分に吼えてしまったということで、指をつめた

 これビートたけしの鉄板ネタだけど元々やっさんのネタだったのか。知らなかった。

 8時 寝具一式を干して掃除。掃除にかけるカロリーはクイックルワイパー>>>掃除機

 8時30分 掃除に一段落ついたので休憩。少しだけネットサーフィン。

 10時30分 だらだらしていたらもうこんな時間に。13時になったら洗濯物を取り込むのでそれまでに昼食と着替えを済まさなければ。『かまいガチ』と『有ジェネ』を観た。

 11時30分 ビーフンを食べながら『月曜から夜ふかし』を観る。

 13時 橘玲『人生は攻略できる』を読み終える。干した寝具を取り込む。

 13時30分 国立映画アーカイブへ向かう。

 15時 D・W・グリフィス選集上映。二本目はラストミニッツレスキュー、三本目はちょっと寝た。一本目四本目はかなり教訓的(悪くいえば説教)でキャメラがそれを撮るように監督の視点も全部出ちゃうんだな。一本目のブルジョアへの視点から映画の興行性と政治を強く感じた。今も同じだけど大多数は労働者な訳で、そっちに受けなければ食えないという。もうちょい時代背景は調べなきゃな、図書館で『サイレント映画の黄金期』をまた借りなきゃ。

 16時30分 近所のベンチでだらだら。八重洲ブックセンターで時間を潰す。

 19時『アルセナール』上映。列車の使い方めっちゃ上手い、移動する兵士と一緒に貨車に乗ったかと思えば今度は兵士を見送って、列車事故モンタージュとかやばい。馬を叩く父と子供を叩く母、笑いガスを吸った博士と戦場、列車事故まではずっとキマってる。中盤ショットが落ち着いてからうとうとしたけどクライマックスでまたガンギマリ。伴奏付き上映なのが良かった、無かったら絶対中盤がっつり寝てただろうから。

 21時30分 帰宅からの入浴。

 22時『脳ベルSHOW』を観る。

 23時『WBS』を観る。皮膚科に行くタイミングを見失ったどうしようか。明日もサイレント二本立てなので早く寝よう。

 

教習所に行って散歩した 2020-11-9

 4時まで読書していた。

 13時 起床。なんだかだるい。

 14時 リビングへ。録画した『ゴッドタン』『探偵ナイトスクープ』を観る。

 15時30分 ふらふらになりながらもビーフンを作り食す、食べたらなんとか動けるようになった。

 18時 意を決して教習所へ向かう。

 19時 教習所でスケジュール表その他諸々を提出。1月からの授業を勝手に組んでもらうプランにした。少し値段は張るが二ヶ月の早割で一番下のプランと同じ料金になったので良かった。にしても今からもうだるいな、つくづく僕は学校に向いていない。

 20時 セブンイレブンで国立映画アーカイブの発券ついでに散歩を開始。

 横断歩道で鼠が地面と一体化していた。かろうじて原型を残した尾はミミズのように細長くそして青白く変色し、腹から上は赤と黄色の粘り気を帯びた肉片がアスファルトにスタンプされている。剥き出しになった歯はこちらを睨み、灰色の尻はそれが鼠であったと証明を訴える。

 20時15分 サッと飛び出したのは猫じゃない、狸だ! こちらを確認すると藪の中へと行ってしまった。

 20時30分 チケット発券に対応したセブンイレブンの店員を思う。彼は10年前にオープンした当初から働いており、夕〜朝を担当している。ついこの間までフリーターのお兄ちゃんといった風貌だったが今では白髪まじりのおじさんといった印象。僕のアルバイト先にも同じような人がいるのだが、なんだかやるせない気持ちを覚える。

 彼らのおかげで社会は廻っており、僕はただ若さという免罪符を所有しているだけに過ぎないのだが、僕はこのまま彼らと同じように白髪まじりの中年になり、大して女遊びもせずに孤独死へ向かっていくのだろうか。

 それ自体が問題ではなく、正社員非正規といった現代の差別に深い憤りを感じる。しかし、それが解消されたとて僕がちゃんと働くかはまた別の問題である。

 21時 帰宅からの入浴、『吉田類の酒場放浪記』を観ながら夕飯。

 22時『脳ベルSHOW』を観る。

 23時『WBS』を観る。なんだか最近手荒れが酷い、ここ数年で久しぶりに自身のアトピーを意識するくらい酷い。単なる栄養不足な気もするので、昼食をビーフンで済まさずに少し凝ってみてもいいかもしれない。

加湿器を開封してFilmarksとブクログを始めた 2020-11-8

 11時 起床。物思いにふける。

 12時 リビングへ。昼飯を食べながら『ビートたけしのTVタックル』を観る。

 13時『噂の東京マガジン』を観ながら昼食、うどんをすする。Amazonで購入した加湿器を開封する。

 

アイリスオーヤマ 加湿器 加熱式加湿器 ホワイト SHM-260R1-W

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 今のところ動作に問題はなくレビューに散見される水漏れ等もないが本体のクエン酸清掃は避けられないようで。習慣にする。

 14時『ザ・ノンフィクション』を観る。

 15時『税務調査官・窓際太郎の事件簿23』を観る。

 17時 Youtubeでメリエスの映画をサーフィンする。

 18時『ちびまる子ちゃん』を観る。

 19時 夕飯からの入浴。適当にテレ東を流し見する。

 この記事を読んでFilmarksとブクログを導入。今まで読書等の記録は全てEvernoteにぶち込んでいたのだが、確かに本の表紙や映画のヴィジュアルが陳列されているのは良い。

選択肢を目で見ながら考えられるというのは強い

の一文で導入を決意。関連記事を読んでいるとKindle Paperwhiteがかなり気になってきた。手元にある電源ボタンが壊れて充電ケーブル刺しっぱなしのオンボロタブレットKindle入れてダメだったら買っちゃうかな。

 21時『モヤモヤさまーず2』を観る。

 22時『爆笑霜降りシンパイ賞』を観る。

 22時30分『テレビ千鳥』を観る。

 23時30分『ガキ使』を観る。

 23時50分 AndroidのTalkBack機能でKindleの読み上げをしようと思ったら大変なことになった、画面のタップスクロールが反応しない! ぺたぺた弄った箇所を延々読み上げるスマホ、なんとか別のタブレットで調べ解除したもののかなりパニックに。スクロールは二本指で、タップは二度タップでなんとか設定画面へ。焦った〜。

 明日は来年のバイトと教習所のスケジュールを組まなければならない。中々しんどいがやるしかない。。。