『晩春』『麦秋』を国立映画アーカイブで観た 2020-11-24

 12時30分 起床。昨晩ブログを長ったらしく書きすぎた、眠い。牛丼をレンチンしてインスタント味噌汁で流し込む。

 13時30分 国立映画アーカイブへ出発。

 15時『晩春』恥ずかしながら初見の小津作品、もうびっくり仰天眠気が吹っ飛ぶ。映画的な異空間をバチバチのカットで展開しバストショットになると言葉で時代劇かの如く斬り合うヤバさ。小津批評がこれだけ多いのも納得する、言葉を尖らせ刺し合うのはまさしく批評のそれではないか。冒頭初めてのバスショットでもう泣いてしまいそうになる、それは演技をキャメラで捌いてみせた実に映画らしい映画でもうノックアウトされた。

 17時30分 有楽町の室内ベンチで休憩。

 19時『麦秋』上映。『晩春』があんまりにも神がかっていたんで拍子抜けしてしまい気が付くと数十分気絶していた。別に小津だから全部バチバチにキマってるって訳でもないのか。

 22時 帰宅。入浴して『脳ベルSHOW』を観ながら夕飯。

 23時『WBS』視聴。明日は同じく国立映画アーカイブ成瀬巳喜男の二本立て。